管理組合と自治会は違いますよ
組合員の、組合員による、管理組合運営
今回はブラック管理組合の悪代官一派の不正な手口の一つをご紹介します。
ブラック管理組合の第43回通常議案書(平成25年6月16日開催)26頁第5号議案
平成25年予算(案)の件 支出の部 下段 固定資産税その他、予備費 として、
予算額1906万4979円が計上され、十分な審議もなされないまま慌ただしく議決されています。
総予算6774万463円に対してその比率は28.14%にも及ぶのです。
JSへの委託管理費は年間2500万円、その金額の半分が予備費なのです。
異常な予備費、不正の温床であると言えます。
通常、予備費は総予算の5~10%が常識です。
ブラック管理組合には、監事が二人いますが機能していないのです。
毎年決まって支出される組合員の共有財産、集会所、第二集会所、ポンプ室等の
固定資産税は、年間19万円です。
これは毎年決まって支出されますので予備費とは言えなく通常予算です。
それ以外立体駐車場等の資産は、
何故か共有財産に計上されていませんので固定資産税は支払っていません。
弁護士費用は、滞納管理費の回収に関して総会で組合員から理事会が受権されていて、
滞納管理費回収は管理組合の事務ですから、事前に金額は、
理事会で想定でき予算として計上出来ます。予算は20年近く督促を放置した人が一人、
その他3年以上未払いの大口滞納者3人がいます。弁護士費用は回収の対象を誰までと目標を絞れば予算は計上出来ます。
この場合の弁護士費用は、滞納額換価の競売請求に要する費用です。
一人、80万円として4人で320万円と予算計上が出来るのです。
法的処置の費用は、弁護士のみに委任するのでなく、
司法書士に書類の作成を依頼し、担当理事が事務として行えば安く滞納管理費の回収が行えます。
火災保険料が平成26年3月に更新することが解っていますので
金額の700万円も予算として計上出来ます。
保険料は、組合の管理する対照物及び役員の損害保険料等です。
これも毎年同じことを行っていますので予算として計上出来ます。
車両関係の経費も事前に予算として金額は20万円と想定できます。
以上の合計金額約1000万円は、予算として計上すべき金額です。
何故、倍以上の金額が予備費として計上されるのでしょう。
理由は簡単です。予備費として計上しておけば「
簡単に自由に悪代官一派が不正流用」を行うことができるからなのです。
事前の理事会では、審議もせず、お祭り・餅食い 悪代官一派の
多数決原理を悪用し、少数派の反対にも関わらず「違法な理事会決議」をし、
総会に議案として提出し、
これまた、ろくに議論もせず議決しているのです。
支出の決定権は、「悪代官一派」という特定の人のものではありません。
「組合員の総有財産」からの支出は『総会決定』なのです。
悪代官一派も、単なる一理事に過ぎませんから、
その職務・権限は、総会から託された「事務の処理」のみです。
ブラック管理組合の不正な支出の根源が「異常に大きい予備費」にあります。
第42回通常総会では予備が総予算に占める割合は20%でした。
ブラックな悪代官一派のブラックな手口の一つの紹介でした。
ブラックな手口を封じるには、項目別総会議決が良く、時期からはそうするべきです。
以上
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