管理組合と自治会は別ですよ
組合員の、組合員による、組合員のための管理組合運営
役割(職)と権限は違います。『理事』及び『監事』という役員に就く人達は、原則として年に1度開かれる「通常総会」において選任されます。区分所有法によると、総会は区分所有者の最高の意思決定機関ですから、「『区分所有権』を所持している人」即ち「登記した人」が集まり「多数決」において選任されるということです。組合員とは区分所有権を持つ人即ち登記した人のみを指します。家族だからと言って組合員になる事は出来ません。新たに組合員になるには『登記』を行い『区分所有権』を所持しなければいけないのです。共有者は事前に組合に届出を行い一人のみ組合員となれます。時にはご主人が亡くなり組合員印名はそのままで配偶者又は家族が組合費を払い総会に出席し組合員の権利行使を行っている例が多々ありますが不正なのです。しかるべき登記名義変更の上新たに組合員として登録する必要があります。年金を引き続き受け取るために名義変更をしない例がありますがこれは詐僞に該ります。法において総会で選任とは「委任」という民法の契約の一つと解されています。組合員に委任された人が『理事』及び『監事』という役員に就きます。民法の委任とは、組合員と役員の契約ですから、『建物の区分所有等に関する法律』と『規約』にのっとり『善管注意義務・忠実義務』をもって業務執行に当たらなければなりません。「長く団地に住んでいる」「名の或る大手企業に勤めていた」「名の或る大手企業に勤めている」「名望家だから」こんな理由で自分の考え・発言は優先されるなどと考えているのでは役員は務まりません。そのような考えは『人冶主義』と呼ばれ封建時代の考えなのです。『民主主義』となった現代では通用しないものです。管理組合運営は『法と規約』に準拠した法治主義に基づき行われなければなりません。管理組合の管理費を自治会に転用する事を理事会で勝手に決めて総会に提出した場合不正です。『管理費』とは『共有部の現状維持のための費用』と『法と規約』において規定されています。悪代官一派が主導するお祭り餅食い派の連中は法的な知識等殆ど持っていません。自らの名誉欲を満たしたい無能な人達が満足するために管理組合は存在し運営されているのではありません。
私利私欲の人達の為に管理組合は組織され運営されてはなりません。
自分達は自治会に『一銭の寄付をしないことを申し合わせ多額の報酬を得ている卑劣な人』なのです。自治会は自治会会員が会費を払い運営すればいいのです。自治会は人の集まりです。
管理組合の管理費とは『管理組合員の共有地の維持管理の為に用いられる費用』なのです。『理事』及び『監事』は、『善管注意義務』及び『忠実義務』に基づいて管理組合運営を行えばよいのです。
それに反する行為は『債務不履行』になり組合員に対して損害賠償の義務があります。
役員は『善管注意義務・忠実義務』の義務こそあれ権利は報酬の請求権しかありません。井戸端会議的議論でなく『法と規約』をよく理解し『善管注意義務・忠実義務』に基づいて管理組合を運営する義務があるのみです。役員は権限を該られてはいません。常に理事会に議事を提案合議しなければ管理は成立しません。組合員の委任により管理組合の運営を『善管注意義務・忠実義務』で行えばいいのです。嘘の名誉を演出するために理事会があるのではないのです。必要なのは役員の専門的知識のみ要求されるのです。以上